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新しいことへの喜び

こんにちは。私は市立奈良病院で特定ケア看護師として働いています。
2015年の10月からNDC研修センターで約1年間、さらに奈良に帰って1年半の研修を積み、今年の春より脳神経外科病棟で活動を開始しました。
必ず、脳外科病棟に帰ってくる!!この思いを持って研修に出て2年半。ようやく念願を果たすことができました。
現在の活動は、主に病棟に常駐しながら急な発熱や血液検査で異常値を示した人への診察・アセスメント、必要に応じて他科へのコンサル、画像検査の依頼などを行い、医師が手術などで日中不在でも病棟の患者さんが重症化しないように努めることです。私は看護師なので体位変換や清潔ケアを行ったりベッドサイドで患者さんと接しながらどうすれば早期回復できるのか、在宅へ帰ることができるのかなど看護師やリハビリスタッフ、MSWのみなさんと医師から得た情報や方針などを共有しながら同じゴールを目指せるように働きかけます。
脳外科病棟では急性期に気管切開術を受けられた患者さんも多く、それからの離脱を図るための訓練、経管栄養から経口摂取への移行をスムーズに行えるための調整なども行います。また、研修で得た医学的知識を看護師と共有し、看護ケアの充実を図ることも私の仕事です。
毎日わからないことや判断に悩むことだらけで途方にくれてばかりですが、知らなかったことを学べることへの楽しさや喜びもたくさんあります。
特定ケア看護師の立場はまだまだ、発展途中です。施設によってそれぞれ働きかた、求められること、また、この制度に対する理解もそれぞれ違う部分もあります。
だからこそ、新しいことをつくっていく上で働きかたを決めるのも自分次第です。
自分が描く特定ケア看護師になるにはこれからも努力が必要ですが、少しずつ形にしていけるよう、この恵まれた環境で頑張っていきたいと思います。