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病棟を横断しNDCをアピール

 

皆さん、初めまして。
市立根室病院の髙崎忍です。

根室ってどんなところ?どこにあるの?と思う方々も多いと思いますので、ちょっと説明を致します。

根室市は北海道東部(道東地方)にある市です。北海道本島の最東端、東西に細長く太平洋に突き出た根室半島の全域と、半島の付け根辺り、北方領土の歯舞群島を市域とし主要市の中でもっとも北方領土に近い都市です。

 

 

私が勤務している市立根室病院は根室市内で唯一の公的医療機関であり、また約3万人の医療圏で唯一の救急告示病院です。市内の救急患者は殆どが当院に来院します。より高度・専門的な診療が必要な重症患者は120km以上離れた3次医療機関へ、救急車あるいはドクターヘリで搬送します。(救急車で2時間、ドクヘリで50分)

私は2019年4月にNDC研修センターを協会外から受験し、めでたく合格。2020年3月無事に卒業、現在は当院の各医師をローテーションしながら臨床研修を受けさせて貰っています。

当院で初めてのNDC。2月・3月とNP筑井さんに当院に来て頂き、約2ヶ月間は行動を共に指導をしてくださったのですが、4月からの臨床研修はどのように研修をしていったらいいのか悩みました。研修を進めていくうちに自分で出来ることを探し、医師に食いついていき、徐々に行動が認められ、いろいろなことをさせて貰えるようになりました。今は毎日指導医と検査結果・画像・回診を通し治療内容をディスカッションすることで、臨床推論力を高めることができています。

医師から学んだこと、得た知識を、今後は勉強会を通し研修受講に協力してくれた看護部へ、市立根室病院へ還元していこうと考えています。