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地域で活躍できるNDCを目指して

こんにちは。今回、ブログを担当させていただくのは、村立東海病院のNDC9期生の海老澤です。去年は、このブログを読むことでNDCのイメージを膨らませたり、こんなNDCになりたいなと思ったり、モチベーションの糧にさせていただいたことを思い出します。

3月に研修を修了し、4月から臨床研修を開始しております。昨年度も駆け抜けるように過ぎてしまいましたが、今年もあっという間に半年以上過ぎてしまいました。私の臨床研修は、特定ケア看護師や特定行為についての周知活動から始まりました。自施設で初めてのNDCであるとともに、特定行為そのものの認知度が低く自分が学んできたこと、何ができる人なのかを、かかわるスタッフの方へ説明しました。少しずつ自分の存在が広まりつつあるところです。現在は、内科で入院患者の病棟管理や、救急患者の初期対応、整形外科では手術助手や麻酔管理を学んでおります。

自施設は、一般病床40床と地域包括病棟40床と小規模であり、行える医療や資源には限りがあります。人工呼吸器の管理やPICCの管理などに携わる機会は普段は多くないのですが、この半年間で人工呼吸器の管理や離脱、PICCの挿入や管理を行う機会がありました。管理に慣れていないスタッフが多かったのですが、スタッフへの助言や指導、教育を行うことができました。これは、地方の病院だからこそできるNDCの形でもあるかと感じたとともに、研修センターでの研修、臨床研修を通して成長した実感がなかった自分にとって少し成長を感じられる瞬間でもありました。

まだまだ、知識も技術も未熟でありできることは少なくもどかしく感じることや、NDCの同期に比べてなにも成長できてないのではないかと思ってしまうこともありますが、今できることを確実にこなし少しずつ前進していこうと思います。そして、地域で活躍できるNDCになろうと思います。