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『皆に支えられ』

新年あけましておめでとうございます。NDC4期生 東京北医療センターの宮下夏奈です。

私は、令和2年に特定ケア看護師研修を修了しました。昨年4月から卒後1年目研修として、脳神経外科、総合診療科、整形外科、皮膚科、放射線科等々…各科をローテートし、勉強させて頂いています。

来年度からは、整形外科の病棟管理を任されるということもあり、2回目の総合診療科研修を経て、いざ整形外科へ!

現在はまだ臨床研修中ではありますが、整形外科に所属しながら整形病棟で問題となっている内科案件を総合診療科医師の指導のもと介入させて頂いています。

整形医師からの依頼や病棟看護師からの相談案件、自身の診察や経過表で気になった患者等に介入しています。

 

 

介入の流れは、カルテから情報集め⇒身体診察・ROS⇒鑑別を挙げ、アセスメント、治療計画までを検討⇒内科医師にプレゼン、提案・議論⇒指示を頂き、実践・カルテ記載。と言った流れです。

その後の経過についても継続して内科医師へ報告しますが、内科医師の目が入る様に、全ての案件は他科依頼書を立ち上げています。少し実践に近い形になってしまっていますが・・。

今年はコロナの影響もあり、当院医師も多忙を来たしています。1対1で指導医を付けての研修は中々難しく、趣向を凝らした結果、この形に落ち着きました。

しかし、ファーストタッチから一人で患者を診察し、ROSや身体診察、既往、常備薬、バイタル、発症経過など一つ一つの情報から丁寧に一人の患者をアセスメント出来る事は、私にとって非常に良いトレーニングとなっています。

一つ一つの案件は、決して大きなものではありませんが、落としたら大きな案件になるようなものばかりです。『派手な案件になる前に介入する』まさに我々NDCが介入すべき案件だと自負し、やりがいを持って頑張っています。

まだまだ未熟で、知識も経験も全然足りません。学びを深めてしまったからこそ余計に悩むことも沢山あります。

力不足を痛感し、病棟管理を任されることの重圧に耐えられない時もあります。本当にこれで良かったのか?何がベストだったのか?自分に出来ることは何か?次からどうすればよいか?とにかく毎日何かと戦っています。(笑)

 

 

それでも頑張っていられるのは、支えて下さっている仲間がいるからです。

いつも気にかけ寄り添って下さる看護部長、NDCの教育に全面協力して下さっている総合診療科の医師や各診療科の医師、気にかけ声を掛けてくれる看護部スタッフやコメディカルの皆様。皆が居るから頑張れています!

向かう先はまだまだ程遠いですが、居てくれてよかったと言って頂ける様に日々精進したいと思います!