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私ができることはすごく小さい

皆様こんにちは。
NP・NDC研修センター6期生、青木純子と申します。
山梨県の最東部にあります、上野原市立病院に勤務しております。
今回ブログを担当させていただきます。

昨年度臨床研修を修了し、4月からは特定ケア看護師の1人して活動しています。
基本的には院内を横断的には活動するのですが、現在当院には私を含め特定ケア看護師が3人活動していますので、今年度はそれぞれの病棟に特定ケア看護師を配置をするような形で勤務をしております。
私は今年度は内科・外科系の急性期の病棟を担当しています。
医師の回診に同行し情報を共有したり、病棟の看護師と一緒に行動し、相談を受けることとがあればその内容にも介入を行っています。
その中でも主には内科的な介入を行うことが多いと感じています。
電解質の調整や抗菌薬の臨時投与など、身体所見・病態・検査結果など、患者さんの背景までしっかり考え臨床推論を行うように心がけていますが、なかなかうまくできないのも現状で、日々勉強と思っています。

しかし、こんな私にでも頼ってきてくれる病棟のスタッフや患者さんのため、なにができるのだろうか・・・ということを毎日考えて活動しています。
私の活動の中では、ホームランはいらない、小さな小さなヒットの積み重ねで十分です。
その中で、つないだことが患者さんや一緒に働いている看護師のためになること・受け持ち看護師が引き継いでくれるような関りができたらいいなと思っています。
できないことはできないと自分の力量をしっかり見極めること、それも大事なことだと思います。
自分ができること、それは些細なことかもしれませんが、そこからつながる看護を意識してこれからも活動していきたいと思います。

最初のお話した通り、当院には現在私の他に2名(3期生 志村さん・うわまち病院からの派遣支援で2期生 畑さん)の特定ケア看護師が一緒に仕事をしています。
先輩方の頼もしく心強い働き方を間近でみながら、いつか自分もそんな風に、でもみんなそれぞれ違った介入で、患者さんや病院で働くスタッフのためになれたらいいなと思います。

 

毎週月曜日に医局カンファレンスを開催しています。
特定ケア看護師も参加し、情報共有や治療方針の共有を行っています。
写真はいつもと私たちの活動に理解や協力をしていただいている医師の皆様です。

 

こちらは末梢静脈路確保が困難な患者さんに指導医とPICCを挿入している写真です。