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卒後臨床研修の学び

今月ブログを担当します、神奈川県横須賀市にある横須賀市立市民病院のNDC7期生の吉田大士です。

2023年3月にNP・NDC研修センターでの研修を修了し、2023年4月から臨床研修を自施設で受けています。昨年度はe-ラーニング受講や病院実習に追われた1年間でした。一息つく間もなく臨床研修に入り、昨年度で学んだことを活かしながら活動しています。臨床研修では、診療科ローテーションで循環器内科2ヵ月、脳神経内科2ヵ月を経て、8月からは救急外来で研修を受けています。

内科系病棟では患者マネジメントをメインで行い、入院時診療録や日々の診療録の記載、輸液管理や検査、入院診療録概要などの代行入力を指導医のもと実践してきました。担当患者様のマネジメントを行い、指導医へ報告、相談を行い方針の確認を行う事や病棟看護師との情報共有などたくさんの事に関わり充実した日々を過ごすことができました。

現在の救急外来での研修は、今まで救急外来で勤務した事がないため、救急外来の雰囲気に飲まれそうになっています。当院では救命医が不在のため日々の内科担当医について患者・家族の対応と必要な検査などの代行オーダー、看護業務を行っています。臨床研修では他職種との連携や医師の代行業務、看護業務など実践する場があり日々奮闘していますが、周りのスタッフに支えられていると実感しています。

今までの看護師人生の中で深くかかわりのなかった診療での学びは新鮮ですが、とても難しいです。なにより教科書通りの患者さんがいないため、日々の学習が大切だと感じています。

医師の働き方改革もあり、当院でのタスクシェア、タスクシフトなど課題はたくさんありますが、特定ケア看護師の存在や働き方をアピールしていきたいと思います。