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患者さんの思いに寄り添い、いち早く対応できる特定看護師を目指して

今月のブログを担当させて頂く、NDC8期生 草加市立病院の磯田英里です。
よろしくお願い致します。

2024年3月に特定行為研修を修了し、現在は看護部に所属しながら卒後臨床研修中です。
当院は病床数380床、27診療科で二次救急医療を担う地域の中核病院として日々診療に邁進しています。
地域医療振興協会外の施設であり、当院にとって特定ケア看護師一号である私の活動は『特定行為(21区分38行為)とは・特定行為を行える看護師とは・手順書について』などの周知活動から始まりました。

4月から医学的に患者を診るために必要な力を身につけるため、循環器内科・心臓血管外科で朝の回診に同行することと併せ、ERでの研修も開始し臨床推論を先生方のご協力を得ながら学んでいます。

また、薬剤師・臨床検査技師の方々からのお力添えもあり、臨床推論を学ぶ中で求められる専門的知識を学んでいます。

8月からは、循環器内科での研修も始まりました。指導医の先生方をはじめ医療チームの皆さんから信頼され、少しずつでも役割を担うことができるようにNDCとしての自覚と責任を忘れず、自発的・柔軟性を持ち合わせながら誠実な対応で、一つ一つ丁寧に向き合っていきたいです。そして看護と診療の間に立つ者として、看護師の視点を忘れずに診療について介入するために何が大切なのかを考えながら行動します。

日頃から支えて下さる周囲の方々への感謝の気持ちを忘れずに、JADECOM研修センターの神野さんが丁寧に作って下さった特定行為を行う際の虎の巻『ミニノート』をポケットに大事に忍ばせて、日々勉強し精一杯これからもがんばります。

最後に、このような環境を提供いただけた草加市立病院とチャレンジする機会だけでなく、駆け出しの特定ケア看護師を応援して下さる病院事業管理者、病院長、看護部、指導医の先生方に改めて感謝申し上げます。