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現場の「看護力」を高めていくことも私たちの使命

皆さん、こんにちは。JADECOM—NDC研修センター 1期生の松永智志です。
今回は自施設における特定ケア看護師の役割の1つである、看護師への教育についてお伝えしたいと思います。

地域の病院ではご高齢の患者さんが多く、かつ複数の基礎疾患をもっておられる方が多いので、現場の看護師はより広い視点で患者さんをとらえていかなければなりません。

自施設では、様々な患者さんの状態をきちんと把握できるようにするため現場の看護師と定期的に勉強会を行っています。疾患の病態生理や治療内容、薬剤、検査値の見方などのレクチャーを特定ケア看護師が行い、日々の看護の中で生じる疑問にも答えられるようにしています。

 

医師不在時の病棟を守るのは私たち看護師です。
現場の看護師が患者さんの状態をアセスメントする上で、考え方や対応の「引き出し」を多く持つことは異常の早期発見、早期対処につながると考えています。

特定ケア看護師が行う教育を通し、現場の看護師に知識が増えることの喜びや病気や治療のことが分かるおもしろさ、何より看護師としてのやりがいを感じてもらえたら幸いです。

今後も現場の看護師と協力し現場の「看護力」を高めていきたいと思います。