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JADECOM特定行為研修修了者の育成配置活用に関するWEBシンポジウムで寄せられたQ&Aについて

JADECOM 特定行為研修修了者の育成配置活用に関するWEBシンポジウム
「診る」と「看る」の力をつけた看護の可能性 ―特定行為研修修了者の活用ガイドラインの提案―

沢山のご参加、誠にありがとうございました。

また、アンケートへのご協力、沢山のコメントについても感謝申し上げます。
625名というご参加で、特定行為研修に、また修了者のご活躍に、大きな期待が寄せられていることを実感いたしました。
ご紹介させていただきました「活用ガイド」、是非ご活用いただければと思います。
いつから、どこで入手していただけるかについても、準備が整い次第、ご案内申し上げます。

大変お待たせいたしましたが、Q&Aを公開いたします。
ご確認いただき、参考にしていただければ幸いです。

看護師の特定行為研修制度が益々推進されることを願い、一人でも多くの修了者の方々のご活躍を祈念しております。
当研修センターでも、引き続き活動報告等について情報発信して参ります。
是非ご覧いただければと思います。

 

■講演1
Q1. 1区分の特定行為研修修了者も21区分修了者も同様の扱いでしょうか?違いがあればご教授いただけましたら幸いです。

A1. 1区分や複数区分の修了者は、看護単位として通常業務をされるなか、特定行為があるときに依頼を受けるという形の業務になろうかと思います。
これは私たちの施設に限ったことですが、21区分38行為の研修をさせることで、診療看護師に少し近い形(診療部に少し近い)として扱っております。
これはまだ各施設で共通認識ではないですが。
回答として、全く異なる対応となります。
現在法制度で診療看護師と特定看護師の業務内容の違いが打ち出されていないことも問題であると思われます。 


■講演3
Q2. 今日、ご紹介された「特定行為研修修了者の普及のためのガイド」をどのようにしたら入手できるかを教えていただきたいと思います。

A2. 厚生労働省のデータベースにアップされるほか、7月もしくは8月をめどに動画教材などで見ていただけるように準備しております。


■講演3
Q3. 楽しみにしています。
本学では、診療看護師(NP)を、養成し始めて15年目に入りますが、一人一人の頑張りでは限界があり、組織的にどのように増やしていくかが、課題になっています。

A3. コメントありがとうございました。診療看護師さんたち、そして教育を担っている先生方といろいろと情報共有し、協力し合いながら、一つの流れを作っていけるようになるとよいと思っています。引き続きよろしくお願いします。


■講演3
Q4. 活用ガイドは、在宅・慢性期領域でも当てはまるのでしょうか。

A4. BまたはCで使ってみていただいてフィードバックいただけると、プライマリケア領域での過不足がわかると思います。
ぜひ活用してみてのご意見をいただけるとありがたいです。
多分管理チームの在り方にすこしアレンジが必要だろうと思っています。


■講演3
Q5. 素晴らしいセミナーの開催ありがとうございます。
非常に勉強になりました。
今日の講演の配布資料のPDF等の配布資料を頂くことは可能でしょうか?
また、酒井先生の講演で言及された「活用ガイド」はweb上で入手できるものでしょうか(検索しましたが、到達できませんでした、、、)教えていただければ幸いです。

A5. 申し訳ございません。
今回は資料の配布は準備しておりません。もう少しお待ちいただくとまとまった形でお伝え出来ます。
7月~10月の間です。よろしくお願いします。


■講演3
Q6. 千葉大学大学院の博士課程で特定行為研修に関する分野はありますか。

A6. あります。詳しくは千葉大学大学院看護学研究科紹介動画 https://www.n.chiba-u.jp/outline/movie.html および入試案内などをご参照ください。


■実践報告3
Q7. 麻酔管理中に麻酔医が手術室内にいるという前提で特定看護師の出番があるのでしょうか。

麻酔管理料1をとっていて麻酔科医が室内にいない状況で特定行為をすることが問題にならないのかも教えて頂きたいです。

A7. 麻酔管理は、麻酔科医と特定看護師で協働しています。また当院では、麻酔管理料Ⅱを算定しています。


■実践報告3
Q8. 滋賀医科大学病院では特定行為外の医行為はプロトコールで運用しているのか、それとも直接医師なのか?

A8. 特定行為に関しては、手順書で運用しています。それ以外の医行為に関しては、医師の直接指示で行っています。また直接指示に関しても、カルテ記載で残すようにしています。