毎年1年に一度、NDC研修センターの研修生・修了生たちが一堂に会し、学びと交流を深める場としてフォローアップ研修会を開催しています。
【第1回】
活動報告会・症例検討ディスカッション(1・2期生)
【第2回】
活動基盤の構築ということで、先輩からの経験と知恵を授けてもらいました。(1~3期生)
1期生から:プロフェッショナルの流儀~特定ケア看護師のパイオニアに迫る~
2期生から:乗り越えてきた壁・乗り越える壁
NDC-POCUS(エコーコース)豪華講師陣のご協力の下、充実した学びとなりました。
【第3回】
『NDC集会』RRS(Rapid Response System)(1~4期生)
「特定ケア看護師として急変予測・予防でできることを見出す」をテーマに学び合いました。
※人数も増えてきたことから、この回より『NDC集会』として企画することにしました。
※それぞれの詳細は、過去の記事をご参照ください。
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▼過去のフォローアップ研修会
・フォローアップ研修会
・シンポジウム
【第4回】
『NDC集会』地域支援・地域での活動に向けて(1~5期生)
JADECOM-NDC研修センターの特定ケア看護師は、現在研修中である7名を含めると、40名を超える大きな集団となりました。今後は協会内外を問わず、更なる活動の拡大が期待されています。
当協会の特定ケア看護師には、都市部やへき地を問わず、安定した医療提供が困難な地域に対し、医療や看護の支援に従事する責務があります。しかし経験の少なさから、地域支援に赴く事に対して不安を感じている者も多い現状があります。そのような地域でも質の高い医療や看護を提供できるようになることは、私たち特定ケア看護師の課題でもあります。
すでに地域支援に従事した者、元々地域で活動している者、特定機能病院や総合病院での経験が主で地域医療とは疎遠な者、まだ研修の途中である者など、私たちは様々な背景や経歴を持っています。これまでの経験やそれぞれの課題も異なる中で、質の高い地域支援ができる特定ケア看護師を目標に、各々の学びや課題を全員で共有、また自分たちの多様性を活用し、「いつか地域で活動する為に今私達ができること」を明らかにしたいと考え、今年度のテーマとしました。
8月31日(月)、コロナ禍の風を受けて初めてのリモートでの研修会。準備には莫大な時間と知恵と身体を駆使しました。おかげでグループワークも盛り上がり、テーマ以外の有意義な情報交換もできました。結果、Common Diseaseの他、小児や皮膚科・整形外科・耳鼻科関連の知識が求められることも多い、知や技はもちろん態度・姿勢がものを言う、受け入れてもらう人間性…謙虚さ、適応力、チャレンジ精神、自分の限界を知る、活動できる場を見つける力、などなど…そして臨床推論力!人として自分を育てていこうと結びました。
最後に先輩から現研修生5期生へのエールを形にしてプレゼント。まるで名言集でした。どんな壁も、きっと乗り越えられそうです!