はじめまして。練馬光が丘病院で勤務しているNDC3期生の菅谷恭子です。
4月から卒後研修として総合診療科、脳外科を回り現在はERで研修しています。
今まで病棟勤務しか経験していないので、主訴とバイタルから必要な処置・検査を迅速に行うERに慣れず不可解な行動ばかりしていますが、指導医をはじめ周りのスタッフの温かいサポートの中で学んでいます。
研修では各科の医師の思考、責任の重さ、仕事への熱意を身近に感じ、あらゆるコメディカルと関わり指導を受け、病棟看護師として勤務しているだけでは分からなかった世界を体験しています。
意識障害一つとっても考えなければいけないことが多く、自分の未熟さを実感する日々ですが、1年前の臨床推論を知らず、特定行為もできない時期と比較すると必要そうな採血や検査をオーダーしてエコーや動脈採血ができるようになっているので、成長していると自己承認しています。
当院にはNPも勤務しており、知識やスキルで学ぶことが多く成長の糧になっています。
当然落ち込む日もありますが、たのしいことの方が多いですし「継続は力なり」をモットーに日々の業務に向き合っています。
本年度7月からRRS(Rapid Response System)を心外・循環器病棟から開始し徐々に介入病棟を拡大しています。現在は医師主導のシステムですが、将来的にはRRSの初期対応を私たちができるようになることを目標としています。RRSを通してスタッフの知識の底上げ、スタッフと患者さんの不安の解消をしていきたいと考えています。
写真はRRSのシミュレーション勉強会です。
病棟看護師・リハビリスタッフに参加して頂きました。残念ながらまだRRSピッチは鳴っていませんが、病棟へ行くと「今日ラピレスかけるか迷った症例があったんです。」と相談を受けることがあり、そういった疑問を一緒に考えるのも私たちの重要な仕事だと感じています。